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矢野経済研究所は流通菓子市場に関する調査結果をこのほど公表した。調査期間は２０２４年５月〜８月。調査対象は流通菓子メーカー、卸売業、商社等。調査結果の概要は下記の通り。
２０２３年度の流通菓子市場規模はメーカー出荷金額ベースで前年度比５．６％増の２兆１０３９億円と推計している。カテゴリ別ではのど飴が好調に推移し、若年層を中心としたグミ人気の継続、ポケット菓子の需要回復などによりキャンディ・キャラメル市場が２ケタ増となった。スナック菓子も市場拡大に寄与した。
２０２４年度の流通菓子市場は前年度比３．１％増の２兆１６８９億円を予測。ビスケット類やスナック菓子、キャンディ・キャラメルなどを中心に市場は堅調に推移する見込み。また、チルドスイーツや専門店のスイーツなども含めた広義の嗜好品において、より価格が安い流通菓子へ需要が流れているとみている。
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