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マーケティングリサーチ会社のTPCマーケティングリサーチは、ベーカリー市場についての調査を実施し、このほど結果を公表した。
同調査によると、2019年度のベーカリー市場は前年度比1.0%増の1兆6915億円となった。
リテールベーカリーでは店舗数の縮小が目立ったものの、パン食ニーズの安定やインストアベーカリー、家庭用食パンの販売数増加により、全体では市場規模が拡大している。
2020年度は、新型コロナにより、ユーザーの消費スタイルが大きく変容。リテールベーカリーの売上は客数の減少によって前年度比11.9%減の4211億円まで縮小する見通し。また、菓子パンや惣菜パンも外出自粛によって販売チャネルの客数が減少し、ニーズが大きく低下する見通しとなっている。2020年度の売上見込みは菓子パンが4435億5000万円(前年度比3.5%減)、惣菜パンが2258億5000万円(同6.3%減)。各社では、商品ラインアップの変更やウェブ通販などの新チャネル開拓によってコロナ禍におけるニーズ変化に対応を図っている。
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