|
|
|
マーケティングリサーチ会社のTPCマーケティングリサーチは、めん類市場についての調査を実施しこのほど結果を公表した。
結果によると、2015年度のめん類(麺類)市場は、前年比1.9%増の1兆767億円となった。同市場では少子高齢化の進展、単身世帯・共働き世帯の増加といったライフスタイルの変化に伴い、「簡便」「健康」「個食」等を切り口にした商品の需要が高まっている。このため各社は基幹ブランドの強化、付加価値商品の開発、積極的な販売促進策に注力し、市場のさらなる活性化を図っている。
分野別でみると、即席めんと冷凍めんは堅調な推移が続いている。特に即席めんでは各社が@基幹ブランドの周年記念を切り口にした話題喚起策、ATVCM、SNS、WEB広告等を活用した消費者とのコミュニケーション強化、B新機軸商品の投入といった取り組みを活発化させており、今後もさらなる市場成長が期待できる状況にある。一方、チルドめんや乾めんは、めん類の多様化による競合激化により、厳しい市場環境が続いている。こうした市場環境下にあって各社はネクストユーザーの掘り起こしやメニュー提案等による喫食機会の向上に努め、需要を喚起している。
調査レポートの詳細はこちら
TPCマーケティングリサーチのホームページはこちら |
|
|
|