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マーケティングリサーチ会社の総合企画センター大阪は、市場調査レポート「流通菓子メーカーの付加価値戦略調査」をこのほど発刊した。
近年、流通菓子業界では、大人をターゲットとした高付加価値アイテムの商品開発が活発化している。こうした「付加価値菓子アイテム」の2013年の市場規模は前年比約3割増の986億円となった。とくに、チョコレートの大人向け商品が大きく伸長している。同資料では、流通菓子における付加価値菓子アイテムの市場を種類別に調査。合せて、流通菓子大手メーカーの付加価値戦略をレポートしている。概要は次の通り。
近年、流通菓子業界では、大人をターゲットとした高付加価値アイテムの商品開発が活発化している。その要因としては、少子化で菓子市場が伸び悩んでいることに加え、カカオ豆やナッツ類等の菓子原料の価格高騰により、収益改善のために商品の値上げが必至の状況となっていることが挙げられる。
具体的には、原材料の品質や産地、製法にこだわり、「本格感・高級感」を訴求した商品や、自然由来の健康素材を使用したり、栄養機能を強化することで健康感を訴求した商品、また、オフィス等で手軽に食べることができるパーソナルユースの商品等、大人の嗜好や食シーンに合せた商品が増加している。
こうした「付加価値菓子アイテム」の市場規模は、ここ数年で大きく拡大している。2013年は前年比約3割増の986億円となった。特に、チョコレートの大人向け商品が大きく伸長。明治、江崎グリコ、ロッテ、森永製菓、ネスレ日本といったチョコレートの大手メーカーが軒並み大幅増となっている。また、2014年度においても引き続き大幅増となる方向。
「流通菓子メーカーの付加価値戦略調査」の詳細はこちら
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