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マーケティングリサーチ会社の総合企画センター大阪は、市場調査レポート「2015年N・Cドリンク市場マーケティングデータ」をこのほど発刊した。レポートでは、N・C(ニュートラ・シューティカルズ)ドリンクを薬系栄養ドリンク、食系栄養ドリンク、乳製系ドリンク、機能系ドリンク、健康茶ドリンク、スポーツ・機能性ドリンクの6つに分類。各カテゴリー別に市場動向や商品動向(訴求機能別、容器・容量別)を分析。併せて主要参入企業のブランドや商品施策、販売戦略などを調査・分析している。概要は次の通り。
N・Cドリンク市場は近年拡大傾向にあり、2013年度は前年比7.7%増の9,594億5,000万円となった。具体的にはN・Cドリンク市場で最も構成比が大きいスポーツ・機能性ドリンクが前年比7.5%増。また乳製系ドリンクもドリンクヨーグルトや乳酸菌飲料の需要拡大で前年比10.3%増。機能系ドリンクはエナジードリンクの台頭などにより前年比3.0%増で推移した。
2014年度はさらに伸長し、市場全体で前年比3.8%増になるとみられる。上記のカテゴリーに加え、健康茶ドリンク市場もトクホ飲料が再注目されたことにより市場が拡大すると予測される。
このようにN・Cドリンク市場は拡大しているが、このため競合商品が多くなり、競争が激化。その中で各メーカーは汎用性の高い健康機能でユーザー層を広げたり、トップブランドとは異なる商品展開などで需要の囲い込みを図っている。
「2015年N・Cドリンク市場マーケティングデータ」の詳細はこちら
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