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矢野経済研究所は「飲料受託製造市場に関する調査結果2014」をこのほど公表した。調査期間は2013年11月〜2014年1月。調査対象は飲料受託製造事業者(パッカー)、飲料メーカー、業界団体等。調査結果の概要は下記の通り。
2012年度の飲料受託製造市場規模は、前年度比98.6%の7,167億円(受託製造事業者売上高ベース)と推計。2011年度の大幅増の反動で縮小したものの、飲料市場自体は拡大したこともあり、2010年度と比較すると、2012年度の市場規模は拡大している。
飲料メーカー(ブランドオーナー)での内製化が進む中、パッカーは大手ナショナルブランドメーカーからの受注中心に事業展開する企業と、地元企業や自治体などからの受託を中心に事業を行う企業に二極化している。同時に、パッカーの業界再編も見られるようになってきている。
飲料受託製造市場は中・長期的には縮小していくと予測。そのため、今後の飲料受託製造事業者(パッカー)には、これまで以上の効率化への取り組みや多品種少量生産への対応が必要になる。パッカーは、自社の強みを前面に出して、明確に訴求することで、飲料メーカー(ブランドオーナー)にとって必要な存在となることが生き残りの鍵になると考えられる。
「飲料受託製造市場に関する調査結果2014」のリリースは こちら
矢野経済研究所のホームページは こちら |
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